アルカリ性カラーとは?
アルカリ性カラーとは、髪の毛に色を入れる為に、アルカリが含まれたカラー剤の事で、通常1剤にアルカリ、2剤に過酸化水素が配合されていて混ぜることで脱色や染める作用が生まれます。
サロンで使われているカラーリング剤やドラッグストアで売られているヘアカラーのほとんどがアルカリ性カラーです。カラー剤にはこの他に、弱アルカリ性カラー、酸性カラー、ヘアマニキュア、ヘナカラーなどがありますが、発色が良くできるだけ希望の色に近づけたい場合はアルカリ性カラーが適しています。
アルカリ度が高いほどキューティクルが開きやすく、色が入りやすいというメリットはありますが、髪へのダメージが大きくなることには注意が必要です。髪の毛のダメージを少なくしたいという方には、弱アルカリ性カラーや微アルカリ性カラーなどもありますがこれらはアルカリ度が低いため、黒髪を明るくする能力は低くなっています。
髪の毛のダメージが気になるという場合、根元の黒くなっている部分はアルカリ性カラーで染め、毛先の傷みやすい部分は弱アルカリ性カラーで染めるなど、カラー剤の使い分けもできますので、担当美容師に相談し、自分に合ったカラー剤の配合を決めてみてください。
また、カラーリングをしていると臭いが気になることはありませんか。この臭いはアルカリが気化するときに発生する匂いですので、アルカリが入っている薬剤は少なからず臭いが発生します。臭いが苦手、妊娠中の女性など臭いで体調を崩す恐れがある方は事前に担当者に相談しておくと良いでしょう。
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アルカリ性カラー
-ヘア用語集/ホットペッパービューティー