3Dカラーとは？

3Dカラーとは、全体を染めるベースカラーとは別に、細かくスジ状にハイライトやローライトを入れることによって髪に立体感を与え、ボリュームのある印象に仕上げるヘアカラーのことです。

ヘアカラーを繰り返して色がくすんでしまった髪を生き生きと豊かな色合いにすることもできます。手順としては、まず、コームを使ってごく少量の髪を薄く取り出し、アルミホイルにその部分の紙をのせてカラー剤をつけます。

そのままアルミホイルで髪を包み、その後は通常のカラーと同じように時間をおいてから洗い流し、ドライヤーで乾かして仕上げます。通常の全体カラーにプラスして3Dカラーを入れることも、地色のままで3Dカラーのみを入れることもできます。

後者の場合は全体を染めないので、ダメージが最小限のままで髪の印象を変えることができるという利点があります。また一般的に3Dカラーは、全体の色より少し明るめまたは暗めのナチュラルな色で入れることがほとんどです。

家庭で染められるヘアカラーで、3Dカラーという名前の付いているものもありますが、こちらは髪につやを与えることによって立体感が出るとされており、1色で染めるものなので、厳密には3Dカラーとは言えません。