正中線(モヒカンライン)とは?
正中線(モヒカンライン)とは、頭部のセンターラインを意味する言葉です。
額から伸ばしたラインで頭を左右均等に分けた時の中心になる線です。モヒカンという言葉は、アメリカのインディアンであるモヒカン族の髪型、頭部中央の髪を前から後ろにかけて細長く残し、両サイドの髪を剃り落すヘアスタイルを真似たことからこの用語が使われるようになりました。
頭のトップから左右の耳の付け根を結ぶ線であるイヤートゥイヤーと同様、ブロッキングの基本の分け方であり、正中線にカットの目安であるパネルをつくることをモヒカンガイドといいます。
レディースのスタイルでは、モヒカンラインでポンパドールを作ると華やかなパーティーヘアのアレンジを楽しめます。メンズのスタイルでは、モヒカンラインの髪をワックスで、根本から立ち上げると躍動感のあるスタイルになります。
また、頭頂部に髪のウエイトを集め、正中線を強調した2ブロックのパーマも可能です。正中線に動きを出して、サイドはタイトにワックスで押さえるなどスタイリングのアレンジも楽しめます。
ただし、正中線を強調したスタイルはビジネスシーンには不向きのケースもあるため、ビジネスにもオフにもアレンジ自在のスタイルにするには、モヒカンラインを立ち上げても寝かせても違和感のない長さにしておくとよいでしょう。
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正中線(モヒカンライン)
-ヘア用語集/ホットペッパービューティー